
2025-2026 大村ライオンズクラブ会長を務めさせて頂きます堀内と申します。
昨年は、結成60周年を迎えて各種記念奉仕事業等を地域の皆様のご理解とご協力を得て実施できましたことに改めて感謝致します。
本年度、スローガンを”想いを合わせて We Serve” ~ Start where you are ~とさせて頂きました。
一人でできることには限界があり、一人一人が集まって力を合わせると大きなことができます。そこに想いが合わさるとやり抜く強さが生まれます。
また、副題にした~ Start where you are ~は、テニスの4大大会のシングルで優勝した初の黒人テニスプレーヤーのアーサー・アッシュの名言です。これには、続きがあります。「Use what you have」「Do what you can」と続きます。これを和訳すると「あなたのいる場所ではじめよう」「あなたの持っているものを使おう」「あなたが出来ることをしよう」となると思います。本来は人生訓で、言い訳を並べてやるべきことをやらなかったことはないか、逆に無理をしていないかという意味で、現実から逃避したいときや困難にぶつかった時に心に沁みる言葉です。この名言は、我々の社会奉仕活動に通ずると思います。
さて、私たちライオンズクラブは、さまざまな社会奉仕事業に取り組んでおります。
具体的には、小児がん、糖尿病、災害援助、環境保全、人道支援、食糧支援、視力保護、青少年に対する活動をしております。
私自身も全く知らなかったのですが、目の不自由な方の持つ白杖は、ライオンズクラブが考案したものであることや、日本で献血を一番集めている団体はライオンズクラブであることなどです。私たちの活動は、実は地域の皆様の近くにあるのです。
本年度は、継続事業に加えて、以下3点を推進して行きます。
1つ目は、YCE(青少年交換留学)です。本年は、マレーシアと2名の交換留学を実施します。
2つ目は、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)交付金を活用した事業に取り組みます。これは、我々が国際財団に寄付してきた一部を地域に直接還元できるものです。3地域の皆様に必要とされる団体を目指します。
3つ目は、今まで先輩諸氏が紡いできた60年の奉仕活動を振り返ってみることをします。奉仕活動の大事な側面に継続があります。一度しただけで終わってはいないか。作ったものや寄贈したものが寂れていないか。これからも維持や管理をする必要があるのかなどを検証致します。そのうえで新たな奉仕活動を地域の皆様のご理解とご協力を賜りながら進めてまいりますと共に地域社会に必要とされる団体を目指します。